自動車保険にはノンフリート等級制度が採用されています。
1〜20等級まであり、無事故ならば翌年度1等級上がります。
逆に事故を起こすと(保険を使うと)翌年度は3等級
下がります。
自動車保険における等級係数と適用期間の
具体例を見てみましょう。
例1)15等級で3等級ダウン事故があった場合
現在15等級(無事故係数:0)【事故!】
1年後:12等級(事故有係数:3)
2年後:13等級(事故有係数:2)
3年後:14等級(事故有係数:1)
4年後:15等級(無事故係数:0)
合計3年間は事故有係数が適用される。
例2)15等級で1等級ダウン事故があった場合
※従来の等級据え置き事故
現在15等級(無事故係数:0)【事故!】
1年後:14等級(事故有係数:1)
2年後:15等級(無事故係数:0)
合計1年間は事故有係数が適用される
いかがですか?
今までは等級据え置きだった車両盗難、落書、
飛び石などによる事故も1等級ダウン事故として
事故有係数が適用されることになりました。
事故有係数が適用されている間は、自動車保険料の
割増引率も低く設定されますので、自動車保険料は
無事故の方に比べて高くなります。
もう少し複雑な場合の例を見てみましょう。
例3)15等級で3等級ダウン事故1件、翌年および2年後に
それぞれ3等級ダウン事故1件があった場合
現在15等級(無事故係数:0)【事故!】
1年後:12等級(事故有係数:3)【事故!】
2年後:9等級(事故有係数:2+3=5)【事故!】
3年後:6等級(事故有係数:1+2+3=6)
4年後:7等級(事故有係数:5)
…
8年後:11等級(事故有係数:1)
9年後:12等級(無事故係数:0)
合計8年間は事故有係数が適用される。
例4)15等級で1等級ダウン事故1件、翌年に
3等級ダウン事故1件があった場合
現在15等級(無事故係数:0)【事故!】
1年後:14等級(事故有係数:1)【事故!】
2年後:11等級(事故有係数:0+3=3)
3年後:12等級(事故有係数:2)
4年後:13等級(事故有係数:1)
5年後:14等級(無事故係数:0)
合計4年間は事故有係数が適用される。
ちなみに、適用期間の積算上限は「直近の事故から6年」と設けられています。
自動車保険料を抑えるためには、事故を起こさない
注意も必要と言う事ですね。
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